ヤフーは、先日10月7日、オンライン通販サービス「Yahoo!ショッピング」およびオンライン オークション サービス「ヤフオク!」の各種手数料を無料化する方針「e コマース革命」を10月7日に発表しましたね。発表から1日で、出店希望数がそれ以前の数百倍に達したという話も聞こえてくるほどに、この発表はEC業界にとって衝撃的な話題！
ヤフーが新戦略を発表したところ、その後1日で出店希望者が急増。Yahoo! ショッピングに対しては、通常時の数百倍となる約1万件の希望があり、新たに受付を開始した「個人」の出店希望数が約1万6,000件にのぼった。ヤフオク! についても、通常比30倍の出店申込みがあったとのこと。うーん！すごいです。
e コマース革命とは、ヤフーが打ち出した e コマース事業における新戦略のことで、具体的には、Yahoo! ショッピングのストア出店料（月額システム利用料）および売上ロイヤルティと、ヤフオク!のストア出店料（月額システム利用料）を無料化するという施策だそうです。
ヤフーショッピングの収入源である月額利用料とロイヤリティを無料にしてしまったら、ヤフーは一体どこで収入源をあげるの？？と思っていたら、出店料・販売手数料・広告等で稼いでいた売り上げを、主に広告に一本化します！ということみたいですね。つまり、広告を出すのは出店者自身で、広告出稿店舗は今まで以上に優遇＝広告を出さない店舗はこれまで以上に日陰に・・という図式が見えてくるわけです。
もしかすると、既存の出店店舗はこの革命で参入同業店舗が爆発的増加→広告費の高騰→月額料＆ロリやリティ以上に広告費がかさんでしまうということもありえるかもしれません。とすると、既存店舗にとっては苦い施策になるかも。
上記であげた既存店舗にとっての・・はさておき、今回の施策で発表された、外部サイトへの誘導や顧客へのメール送信を許可というのは既存店舗にとってもおおきなメリットでしょう。これで今まで狭い囲いの中で運営されていたECの柵が取っ払われた印象に。
また月額固定費を支払うことが難しい個人・小規模企業がちょっとやってみようかなという参入きっかけを与えるこの施策は個人的にはEC業界の新しい動きとして、WEB制作業界にも何らかの形で波状効果がありそうとワクワクしてしまいます。
