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【おすすめ映画】ゼブラーマン見ました!(主演:哀川翔・監督:三池崇史・脚本:宮藤官九郎)

2017.02.23

こんにちは。デザイナーのやましたです。今回も先日見たおすすめ映画のご紹介。

三池崇史監督と言えば年に数本の映画を撮ることでも有名な仕事の早い映画監督ですが、人気漫画の映画化などで最近ではメジャーな分野の監督だと思われていますが、元々はVシネマ出身の映画監督で、コアな作品を多数撮ることでもマニア達の間で知られています。

そんな三池崇史監督のコアな代表作として、そして最高傑作として紹介するのが、このゼブラーマン。

ゼブラーマンとはこの映画内の架空のテレビ特撮ドラマのタイトルでもあり、主人公はこのゼブラーマンのファンという設定です。自作のコスプレ衣装も作成するほどのマニアで、作中も自作の衣装を装着して活躍します。

主人公を熱演するのは三池映画の常連俳優でもある哀川翔さん。

哀川翔と言えばハスキーボイスで有名な俳優なんですが、今までは任侠物などのハードな役どころをこなしていた彼が、今作では冴えない一般人の中年男性を演じるという異色の作品になっているんですね。。

冴えないながらもどこか哀愁のある姿は、さすが哀川翔だと納得できるほどの名演!

元々この作品は、哀川翔の出演100本目の記念作品として企画された映画で、三池作品であると同時に哀川作品の代表作とも呼べるものです。

脚本がクドカン(宮藤官九郎)っていうところも、わたし的にはツボすぎ。

ジャンルはヒーロー物ですが、最初主人公は本当にただの一般人で、特別な力を持っているというわけでもなく、ただ単にゼブラーマンのコスプレをしているだけのおっさん(笑)

そんな主人公が本物のヒーローになっていくというのが、この作品の大きな見どころになります。

映画を最後まで観ても、なんで主人公が本物のヒーローの力を得てしまったのかはよくわかりませんでしたが、こういった突拍子もない展開は三池作品にはよくあることなので、ファンにとってはいつもの三池作品として楽しめます。

古き良き特撮の味が良く出ているところもこの作品の魅力ですが、それ以上に笑いのツボを要所要所で突いてくるので、観ていて何度も吹きだしてしまいます。

とにかく楽しい映画なので、大人も子供も楽しめる良作だと思います!(わたしは 笑)

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